Sustainability Report
持続可能な社会の実現に向けた取り組み

企業価値を測る重要な指標「持続可能性」とは
CO2排出量の増大による温暖化に起因した気候変動等の環境問題、性別・国籍による差別等の人権問題、法令順守や適切な情報開示と透明性の確保等のガバナンスの問題等、世界が様々な社会課題に直面する中、持続可能な社会の実現の為、企業が長期的成長を目指す上で重要となる指標が「ESG(環境 Environment・社会 Social・企業統治 Governance)」です。
従来の企業価値を測る方法は、業績や財務状況の分析が主流でした。しかし、国連で採択された持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Development Goals)により、利益追求型の企業活動では短期的に利益を上げる事は出来ても、社会に悪影響が生じれば、持続的な成長は見込めない事から、環境や社会課題への取り組み・企業統治の面で「持続可能性=Sustainability (サステナビリティ)」が重視され、財務状況だけでは見えにくい将来の企業価値を見通す上で、ESGの観点が新たな基準となっております。
このESGの観点から、創建の持続可能な社会の実現に向けた取り組みを公開します。
東京都主催「東京エコビルダーズアワード」受賞
気候危機が一層深刻化し、世界が2050年迄にCO2排出を実質ゼロにするという共通のゴールに向け、急速に歩みを進める中、東京都は2050年迄にCO2排出実質ゼロに貢献するゼロエミッション東京の実現に向け、2030年迄に温室効果ガス排出量を50%削減するカーボンハーフを表明、経済・健康・レジリエンスの確保を見据え、脱炭素社会の基盤を確立すべく、都内のCO2排出量の約7割を占める建築物への対策強化の為、令和7年4月から大手ハウスメーカー等を対象に、中小規模新築建築物(延床面積2,000㎡未満の規格建築物)に太陽光発電設備の設置や断熱・省エネ性能の確保を求める建築物環境報告書制度を開始します。それに先駆け、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な事業者を表彰し、建築物の脱炭素化に向けた意識醸成を図る事を目的とした表彰制度が「東京エコビルダーズアワード」です。
創建は、東京都主催の東京エコビルダーズアワード2024において、「リーディングカンパニー賞(断熱・省エネ性能部門)(再エネ設備設置量部門)」「ハイスタンダード賞(断熱・省エネ性能部門)(再エネ設備設置量部門)」の4部門を受賞、環境性能の高い建築物の普及に向け、より先進的な取り組み等を実施している企業として、東京都から表彰されました。
東京エコビルダーズアワードページはこちら

リーディングカンパニー賞
断熱・省エネ性能部門
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報告書制度で定める断熱性能・省エネ性能基準を達成している事及び環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取り組み等を実施している事業者を表彰するもの(都内における中小規模新築建物の供給規模区分毎に3社程度選出)
断熱・省エネ性能部門
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報告書制度で定める断熱性能・省エネ性能基準を達成している事及び環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取り組み等を実施している事業者を表彰するもの(都内における中小規模新築建物の供給規模区分毎に3社程度選出)

リーディングカンパニー賞
再エネ設備設置量部門
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報告書制度で定める再エネ(太陽光パネル)設備設置量基準を達成している事及び環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取り組み等を実施している事業者を表彰するもの(都内における中小規模新築建物の供給規模区分毎に3社程度選出)
再エネ設備設置量部門
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報告書制度で定める再エネ(太陽光パネル)設備設置量基準を達成している事及び環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取り組み等を実施している事業者を表彰するもの(都内における中小規模新築建物の供給規模区分毎に3社程度選出)

ハイスタンダード賞
断熱・省エネ性能部門
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断熱・省エネ性能部門
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報告書制度で定める断熱性能・省エネ性能基準を制度開始前に先行して達成している事業者を表彰するもの

ハイスタンダード賞
再エネ設備設置量部門
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報告書制度で定める再エネ(太陽光パネル)設備設置量基準を制度開始前に先行して達成している事業者を表彰するもの
再エネ設備設置量部門
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報告書制度で定める再エネ(太陽光パネル)設備設置量基準を制度開始前に先行して達成している事業者を表彰するもの
その他、2025年3月4日(火)には、東京エコビルダーズアワード2024受賞イベントが行われ、創建を含むリーディングカンパニー賞受賞企業による先進的な取り組みのプレゼンテーションに加え、識者やゲストを交えたパネルディスカッションを通じ、エコで快適な住宅のメリット・選び方等についての話等、当日の様子が日経チャンネルにてアーカイブ配信されております。
日経チャンネルページはこちら
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ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー受賞
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーは、建物外皮とエネルギー設備機器を一体として捉え、トータルとして省エネルギー性に優れ、カーボンニュートラル(脱炭素)や温室効果ガス排出量の削減に貢献する住宅を表彰する制度です。その審査基準は、外皮・設備の省エネルギー性能値、多様な省エネルギー手法の導入及び健康・快適性・その他の取り組み、省エネルギー住宅の普及への取り組みの3つの視点から、学識経験者等で構成される審査委員会が厳正に審査するものであり、日本の省エネルギー住宅の普及と品質向上に貢献する事を目指しています。
創建は、このハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024において、大賞に次ぎ特に優れていると認められる「特別優秀賞」を受賞しました。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーページはこちら


創建は、これからも循環型資源である樹の特性を活かし、CO2排出量を大幅に削減するUA値0.46のHEAT20-G2レベルの標準化、断熱等級6の実現・H28年省エネ基準より省エネルギー性能暖房負荷削減率約40%の達成、高効率太陽電池パネル・ハイブリット蓄電システム・ハイブリット給湯器ECO ONEの標準搭載、EV・PHEV充電用屋外コンセントの標準設置、高性能樹脂窓の採用、耐震等級3相当設計、設計・建設住宅性能評価書の取得等、東京ゼロエミ住宅の製造・供給を通じ、2030年迄のカーボンハーフ並びにSDGsの達成、2050年迄のゼロエミッション東京並びにカーボンニュートラルの達成等、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを実施して参ります。